軽技WEB
操作説明メニュー

<検索条件指定>

データを抽出する検索条件を設定します。

ここでは、以下の2つの検索条件を設定することができます。
・検索条件:テーブルからデータを抽出する条件を指定します。
・サマリー条件:[項目選択]ステップで検索方法に"サマリー"を指定した時、サマリー項目(集計項目)に対する抽出条件を指定することができます。

例えば、テーブルから年月が2004年4月〜9月のデータを検索し、サマリー集計の集計項目となるSP金額の集計値が1000万以上の顧客だけを抽出する場合、検索条件に年月の条件指定を行い、サマリー条件にSP金額の条件指定を行います。

1.検索条件指定

検索条件指定

虫眼鏡のアイコンをクリックすると使用する項目の一覧を表示します(↓下参照)。

検索条件指定[項目]
◆操作説明
(1)検索条件の指定は、[項目]と[演算子]と[比較値]の組み合わせで行います。
例えば、年月が2004年9月のデータを抽出する場合は以下のようになります。
[項目名]に、検索対象とする"年月"をセットし、
[演算子]に、"等しい(=)"を選択し、
[比較値]に、抽出する値"200409"を入力します。

■[使用する項目]について(上図参照)
(1)ユーザー検索[オプション]ボタンをクリックして表示される[使用する項目]リストから。値を指定する項目をクリックし、1行目の項目名の[→]をクリックします。
 ・項目フィールドの右横の[ユーザー検索]ボタンをクリックして表示される[項目選択]ウィンドウから項目を[選択]することができます。
 ・複数項目を一括選択する時は、[仕様する項目]リストの中からCtrlキーを押しながら項目を複数選択し、ユーザー検索[一括セット]ボタンをクリックします。
(2)演算子をプルダウンボックスから選択します。
また、軽技Webでは、上記のようにテーブルのデータ(値)を比較の対象にするだけでなく、テーブルの項目や関数などを利用してさまざまな検索を行うことができます。
[比較の対象]は、以下の3種類から選択できます。

■[比較の対象]に指定できるもの
・値:テーブル内の指定項目の値を検索対象に指定します
例:年月が2004年9月、顧客コードが101のもの
・項目:テーブル内の項目同士の値を比べて検索します
例:販売金額と仕入れ額が等しいかどうか確認する
・INPUT:軽技Web関数であるINPUT関数を使って、問合せ型の検索条件を作成するときに指定します
INPUT関数を指定すると、指定項目の検索地を検索実行時に問合せるようになり、検索値を毎回変えて検索するときなどに便利です

[比較の対象]の指定により、比較値の[?]ボタンクリックした時に表示されるサブウィンドウの内容が異なるので、比較値を指定する前に[比較の対象]を選択するようにします。
◆入力項目説明
項目名 説明
結合子 検索条件の結合子を選択します。
AND 条件を AND(かつ)で結合します。
OR 条件を OR(または)で結合します。
NOT 条件を NOT(〜でない)で結合します。
条件に優先順位を付ける場合は( )で囲みます。
条件に優先順位を付ける場合は( )で囲みます。
項目名 検索条件に指定する項目を入力します。項目名は「?」ボタンから選択することも可能です。
演算子

(条件なし)
等しい(=) 比較値と等しい
例)"年齢" 等しい(=) 20
等しくない(<>) 比較値と等しくない
例)"年齢" 等しくない(<>) 20
大きい(>) 比較値より大きい
例)"年齢" 大きい(>) 20
小さい(<) 比較値より小さい
例)"年齢" 小さい(<) 20
以上(>=) 比較値以上
例)"年齢" 以上(>=) 20
以下(<=) 比較値以下
例)"年齢" 以下(<=) 20
含む(LIKE) 比較値に指定した文字を含むもの
例)"名前" 含む(LIKE) A%
含まない(NOT LIKE) 比較値に指定した文字を含まないもの
例)"名前" 含まない(NOT LIKE) A%
NULL 項目値がNULLのもの
例)"名前" NULL
NOT NULL 項目値がNULL以外のもの
例)"名前" NOT NULL
空白(NULL含) 項目値がNULLまたは空白のもの
例)"名前" 空白(NULL含)
何れか(IN) 比較値に複数指定した値のいずれかに一致するもの
例)"年齢" 何れか(IN) 10,20,30,40,50
例)"名前" 何れか(IN) 'ABC','DEF','GHI'
何れか以外(NOT IN) 比較値に複数指定した値のいずれにも不一致のもの
例)"年齢" 何れか以外(NOT IN) 10,20,30,40,50
例)"名前" 何れか以外(NOT IN) 'ABC','DEF','GHI'
範囲(BETWEEN) 比較値に指定した範囲内のもの
例)"年齢" 範囲(BETWEEN) 10 〜 50
比較値 検索条件の比較値を入力します。
比較値は「?」ボタンから選択することも可能です。
◆ボタン説明
ボタン名 説明
使用する項目の一覧より選択項目を転記します。
項目を選択するためのサブウィンドウが開きます。
値(比較値の対象) クリックするごとに 値→項目→INPUT と比較値のデータ種類が変わります。
↑上へ 選択されている行を上に移動します。
↓下へ 選択されている行を下に移動します。
移動 選択されている行を指定した場所へ移動します。
「移動」ボタンをクリック後、移動先を選択して下さい。
挿入 選択されている行の一つ前に空白行を挿入します。
削除 選択されている行を削除します。
クリア 全ての行を削除します。
コピー 選択されている行をコピーします。
貼り付け コピーした条件を貼り付けます。
行追加 条件指定の行を追加します。

2.@GROUP関数の使用

動的ビュー作成時、比較値に「GROUP」を指定して「?」ボタンをクリックすると、サブウィンドウが開いて条件に使用する管理情報を選択することができます。
特定項目の値を見て抽出条件を指定する場合は、[比較値の対象]に"Group"を指定して、検索条件を指定します。

◆操作説明
(1)項目名を指定します。
ボタンをクリックして表示される[使用する項目]リストから、[システム設定]の[管理情報]で設定したキーワード項目の項目名をクリックして、[→]をクリックします。
※項目フィールド右横の[?]をクリックした時に表示される[項目選択]ウィンドウから項目を[選択]することもできます。

(2)演算子をプルダウンボックスから演算子を選択します。

(3)比較の対象を選択します。
比較の対象は、値/GROUPの2種類があり、[Group]にします。

(4)[比較値]の[?]ボタンをクリックします。
[グループ選択]サブウィンドウが表示されます。

(5)[管理情報一覧]からキーワードとする項目をクリックして[選択]をクリックします。
[比較値]に"@GROUP()"がセットされます。
※"@GROUP()"のカッコの中の数値は、[システム設定]の[管理情報]のNoになります。

※"Group"関数を利用した抽出条件作成時、通常条件も設定することができます。 例えば、Group関数で所属部署のデータだけに自動抽出した後、その中で売上が100万以上の案件を抽出するといったことができます。
その場合の条件は以下のようになります。
結合子 項目名 演算子 比較値
部署コード =(等しい) "@GROUP(2)"
AND 売上金額 >(以上) 1000000